東京で17日、中國文化部と在日本中國大使館の共催による「中國文化フェスティバル2006」が開幕した。開幕後、王毅駐日大使が文化フェスティバルと中日文化交流について取材に答えた。
――「中國文化フェスティバル」をこの時期に日本で開催することは、中日関係にどのような意義があるか。
今回の文化フェスティバルの準備には1年近くを費やした。開幕式には、溫家寶総理と安倍首相が祝辭を寄せたほか、日本の皇室の高円宮妃殿下がわざわざ參列され、衆(zhòng)參両院議長が式典に臨み、70人以上の衆(zhòng)參両院議員が萬障繰り合わせて足を運んだ。
今日の盛況は得難いものだ。準備期間の大部分の間も、中日関係は政治的に困難な狀況下にあったからだ。だがわれわれは、中日関係の改善は両國人民の共通の願いであり、中日文化交流は両國人民の共通の求めであると、終始かたく信じてきた。文化フェスティバルの開催は日本國民に向けたものであり、その目的は、彼らに中國の文明と文化、近年中國に起きている巨大な変化と進歩を紹介し、中國國民の友好のよしみを伝えることにある。したがって、どんな困難に遭遇しようとも、放棄することはできない。実施するだけでなく、成功させなければならない。
「人民網(wǎng)日本語版」2006年11月22日