徐々に面積が縮小していた甘粛省敦煌の三日月形のオアシス?月牙泉の保護(hù)に望みが出てきた。國(guó)家開(kāi)発銀行(CDB)からの貸付金2000萬(wàn)元がこのほど甘粛省敦煌市に交付され、月牙泉の水位保護(hù)に向けた応急治水工事がまもなく開(kāi)始される。
敦煌地域を流れる黨河流域の平野部での水資源開(kāi)発が年々進(jìn)み、地表水の浸透量が減少したことが、月牙泉の地下水位が大幅に低下した原因となっている。このため、甘粛省は地表水流と地下水流を結(jié)合させるという総合人工治水計(jì)畫(huà)を策定した。工事が完成すれば、地表水の回復(fù)量は一日2萬(wàn)5千リッター、地下水の回復(fù)量は一日7千リッターとなる。治水工事の総投資額は4009萬(wàn)3800元。工事施設(shè)が見(jiàn)えないようにするなど適切な対策をとり、月牙泉の自然風(fēng)景區(qū)の現(xiàn)狀をできる限り維持するとともに、応急措置から本格的な治水工事への過(guò)渡的なプロセスとして、月牙泉の水位の維持と回復(fù)をはかる。
「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2006年11月7日