青海省の格爾木(ゴルムド)と西蔵(チベット)自治區(qū)の拉薩(ラサ)を結(jié)ぶ青蔵鉄道がまもなく開通する。同鉄道には全國初の試みとして、鉄道向け移動通信システム「GSM-Rシステム」が搭載される。ほとんど人の住まない高原で、通信や制御信號の伝送を行うためのシステムだ。
同とは、鉄道向けに設(shè)計された総合的なデジタル移動通信システム。音聲伝送機能だけでなく、より重要なデータ伝送機能にも対応している。衛(wèi)星測位システム(GPS)や機関車搭載のコンピューターとの連攜により、機関車と地上との列車制御信號がリアルタイムで伝送でき、運行のコントロールや安全確保に役立てられる。
「人民網(wǎng)日本語版」2006年6月19日