13日午後2時(shí)45分、いつもと同じ外交部の定例記者會(huì)見(jiàn)の會(huì)場(chǎng)に、見(jiàn)覚えのない女性が現(xiàn)れ、記者たちの意表をついた。白のジャケットに黒のスラックスという裝いで、優(yōu)雅でありながら「やり手」の第一印象を與える。この女性こそ、外交部報(bào)道司副司長(zhǎng)として新たに外交部報(bào)道官に就任した姜瑜氏だ。新華社が伝えた。
「皆様、こんにちは。外交部報(bào)道官の姜瑜と申します。これからの仕事では、皆様と良い協(xié)力関係を築いていきたいと思います」
栗色の髪をショートカットにし、縁なしの眼鏡をかけた姜瑜報(bào)道官は、好奇の視線を送るフロアーの記者たちに笑みを向け、落ち著いた口調(diào)で親しげに語(yǔ)りかけた。
簡(jiǎn)単な自己紹介の後、姜報(bào)道官は、記者の質(zhì)問(wèn)に答え始めた。外國(guó)人記者は相手が新任の女性報(bào)道官であろうと、手加減は一切しない。イランの核問(wèn)題、中國(guó)の人権問(wèn)題に対する米下院の批判など、鋭い質(zhì)問(wèn)を矢継ぎ早に投げかける。
優(yōu)しげで華奢な印象の姜報(bào)道官が、沈著冷靜に落ち著いて一つ一つ回答すると、難問(wèn)を突きつけたフロアーの記者もしきりにうなずいた。
40分ほどの記者會(huì)見(jiàn)の後、米國(guó)の経済専門(mén)通信社ブルームバーグのある記者は、「新たに女性報(bào)道官が出ることを期待していた」と語(yǔ)った。章啓月?元外交部報(bào)道官が異動(dòng)した2004年12月以降、中國(guó)の外交部報(bào)道官は男性だけになっていた?!竿鈬?guó)人記者は時(shí)に、中國(guó)に対する抵抗感を持つこともある。しかし、女性の報(bào)道官であれば、女性ならではの柔らかさで感情の対立を和らげられ、中國(guó)の外交にもプラスになるだろう。姜副司長(zhǎng)の仕事ぶりは素晴らしい!」と、同記者は絶賛する。
姜報(bào)道官は42歳。外交部の報(bào)道官制度が始まった1983年以來(lái)、23人目の報(bào)道官で、女性としては4人目だ。出身地は北京で、これまで國(guó)連駐在代表団職員、外交部香港駐在特派員公署報(bào)道官を歴任。今年初頭に報(bào)道司副司長(zhǎng)に任命された。
記者會(huì)見(jiàn)後、記者たちは口々に姜報(bào)道官の初登場(chǎng)を祝福した。初めて報(bào)道官として質(zhì)問(wèn)を受けた感想を聞かれ、姜報(bào)道官は自分のことは多く語(yǔ)ろうとせず、まだまだ努力が必要、とコメント?!附詷敜摔蠅悉?人が見(jiàn)えるだけですが、実際、私の背後には1つの集団がついているのです」と控えめに話した。
「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2006年6月14日