西蔵(チベット)自治區(qū)観光局の予測(cè)によると、7月1日から青海省の格爾木(ゴルムド)と西蔵自治區(qū)の首府ラサ市を結(jié)ぶ青蔵鉄道區(qū)間の開通によって、今年西蔵自治區(qū)を訪れる観光客は40萬(wàn)人に達(dá)すると見(jiàn)込まれている?,F(xiàn)在、関係部門は青蔵鉄道の開通による観光業(yè)への波及効果を研究中で、さまざまなやり方で「鉄道による観光時(shí)代」の到來(lái)を迎えることを目指している。
同観光局弁公室のリョウ禮生主任によると、研究と予測(cè)を重ねた結(jié)果、鉄道開通後、西蔵の一日の受け入れ観光客數(shù)は5000~6000人に達(dá)し、そのうち汽車で來(lái)る人數(shù)は約4000人と予測(cè)している。三日間を一パックとすれば、ラサ市の一日あたりの観光客受け入れ人數(shù)は1萬(wàn)5000人から1萬(wàn)8000人くらいになり、ホテルは2萬(wàn)のベッドを必要とすることになる。
これについて、同氏は、ラサ市には現(xiàn)在237社の観光受け入れ施設(shè)があり、客室9243、ベッド1萬(wàn)8496を有している。それに、鉄道開通前にさらに6つのホテルが完工し、運(yùn)営を始めることになる。西蔵観光を考えている人たちは宿泊面での心配は先ずない、と語(yǔ)った。
観光業(yè)は長(zhǎng)年らい自治區(qū)の基幹産業(yè)の一つである。青蔵鉄道の開通によって経済社會(huì)と観光業(yè)の発展のネックとなっていた交通上の問(wèn)題がクリアされることとなり、「國(guó)を出ることは易しいが、西蔵に入ることは難しい」という狀況は過(guò)去の歴史となることであろう。
同局の統(tǒng)計(jì)データによると、今年第一四半期の観光客數(shù)は昨年同期比1.8%増となり、そのうち、外國(guó)からの観光客數(shù)は延べ3274人で、181萬(wàn)?の外貨を獲得し、昨年同期比2.2%増となっている。そして、観光総収入は昨年同期比1.6%増となっている。
西蔵社會(huì)科學(xué)院と中國(guó)社會(huì)科學(xué)院の予測(cè)によると、2010年までに西蔵への観光者數(shù)は延べ500萬(wàn)人以上となり、観光収入は58億元に達(dá)すると見(jiàn)込まれている。
「チャイナネット」2006/05/23