中國では現(xiàn)在、違法薬物の供給源が多様化している。これを受け、14日に「禁毒(薬物禁止)人民戦爭」テレビ會議が開催された。會議では、西南?西北?東北?東南の4地方を薬物対策の「4大戦場」と位置付け、多様な対策を講じて薬物供給ルートを斷ち、薬物問題の根本的な打開を図る方針を固めた。
「西南戦場」:中心は雲(yún)南省?!弗穿`ルデントライアングル」からの薬物流入、國內(nèi)取引、薬物原料となる化學(xué)品の密輸ルートを遮斷する。同時にミャンマー當(dāng)局と協(xié)力し、國外からの薬物流入問題の解決を図る。
「西北戦場」:中心は新疆ウイグル自治區(qū)。國境地帯の管理を的確に強(qiáng)化する。特にアフガニスタンとの國境ルートなどに検査拠點(diǎn)を築き、出入國する車両と人員を厳しく検査し、「ゴールデンクレセント」からの薬物流入を防ぐ。
「東北戦場」:中心は吉林省。國境検問所や交通ルート、水際のパトロールを強(qiáng)化し、國外の密売グループによる薬物販売ルートの形成を阻止する。
「東南戦場」:中心は広東省?福建省など沿海地區(qū)。メタンフェタミンやMDMAなど新型麻薬の製造と密輸を厳しく取り締まり、地下工場や國際薬物密売グループとそのネットワークを粉砕する。
「人民網(wǎng)日本語版」2005年4月15日