北京地區(qū)では、子供一人を出産するのにかかる費用が4千~5千元から數(shù)萬元に上り、20年前に比べて100倍以上増加している。成都市や上海市、広州市などの都市部でも狀況はほぼ同様という。最近の調(diào)査で明らかになった。
成都市の裕福な家庭では、出産予定日の1カ月以上前から病院の個室に入院して出産に備えるケースもある。個室のベッド代は1泊300元以上で、1カ月入院すればベッド代だけで1萬元を超える。こうした「VIP待遇」の場合、分娩費用、診察料、投薬料、栄養(yǎng)費、看護料などを加算した出産費用は総額3萬元に達する。
広州市では、今年7月に海外からの技術(shù)導(dǎo)入により設(shè)立された國內(nèi)初の産婦人科「國際産婦人科センター」開業(yè)し、世界最先端レベルの看護とサービスを妊婦に提供している。同センターでの出産費用は平均1萬元、最高で約2萬元になる。帝王切開の費用は少なくとも8000元程度という。
上海市長寧區(qū)仙霞道でこのほど開業(yè)した和睦家醫(yī)院の経営擔(dān)當(dāng)者、盤仲瑩氏によると、同院では出産費用はセット価格になっており、自然分娩で約6千ドル、帝王切開で1萬1千ドルになる。
一般的な受診料やベッド代を基準(zhǔn)にすれば、上海市で子供を出産するのにかかる費用は3千元前後だ。妊婦が都市労働者向けの基本醫(yī)療保険に加入し、醫(yī)療保険個人口座の殘高に余裕があれば、出産費用の自己負擔(dān)額は500~1千元で済む。
「人民網(wǎng)日本語版」2004年11月24日