上海市健康教育所が22日に発表した調(diào)査結(jié)果によると、上海市の児童6人のうち1人が肥満または體重オーバーで、先進(jìn)國の水準(zhǔn)に近づきつつあることが分かった。肥満の子供が最も多かった年齢層は6～10歳。同調(diào)査ではこのほか、1日當(dāng)たりのテレビ視聴時(shí)間が1時(shí)間増加するごとに、肥満の割合は1～2ポイント増加する。
調(diào)査では世界保健機(jī)関（WHO）が推奨する基準(zhǔn)を採用し、身長に対する標(biāo)準(zhǔn)體重の超過が10～20％の場合を「體重オーバー」、20％以上を「肥満」としている。調(diào)査によると、毎日にテレビを見る時(shí)間が平均で1時(shí)間未満のケースでは「體重オーバー」または「肥満」の割合は10.8％、1～2時(shí)間では11.9％、2～3時(shí)間では13.4％、3時(shí)間以上では15.8％で、テレビ視聴時(shí)間と肥満の割合が正比例していることがわかった。
上海では、肥満児童の割合が増加傾向にある。1988年の調(diào)査では、0～7歳児の肥満の割合は0.83％だったが、1998年には1.69％に上昇した。今回の調(diào)査によると、上海市の児童の「體重オーバー」は9.09％、「肥満」は7.1％で、合計(jì)16.29％に達(dá)し、先進(jìn)國の水準(zhǔn)に近づいている。
専門家は、市民の生活環(huán)境が全體的に向上し、栄養(yǎng)面が改善された一方、これまでの運(yùn)動がテレビ視聴に代わったことが肥満増加の主因と分析する。
「人民網(wǎng)日本語版」2004年11月23日
